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めまい

めまい

めまいでは、症状の中で、ぐるーっと回る回転性のめまいか、ぐらぐらゆれるような動揺性のめまいかが、ひとつのポイントです。
また、めまいが起こるときの状態、例えば体や頭を動かしたときに起きるか、安静にじっとしていても起きるか、朝起床時や布団に体を横たえる時、寝返りをうつ時はどうかなども重要です。


めまいの症状が起きたとき、皆さんはとても驚き、怖くなることでしょう。
・・・私の体に(多分脳に)重大な異常が起きてしまった!
場合によっては気持ちが悪くて目が開けられなかったり、吐いてしまったりします。
急いで病院へ連れて行ったもらったあなたは、どの科にかかるんだろう、脳神経外科かなあ、それとも内科かしら・・と迷うことでしょう。
病院の受付で相談をして、そのどちらかに受診をします。まず、大体血圧を測ります。目の動きを見たり、指差しや、腕を上げたり片足で立ったりします。そこで先生に「うーん、はっきりした所見がないなあ・・念のため頭のMRI(CT)撮りましょう」などと言われ、頭の検査をします。そこで、「うーん、頭に大きな異常はないようですね。
めまいの場合、耳から来る場合も多いので、耳鼻科にかかられたらどうですか」と、耳鼻咽喉科受診を勧められるのです。


耳(内耳)の図解

めまいの中で、やはり一番見落としてはいけない疾患が、脳の異常です。
いわゆる脳卒中(脳出血や脳梗塞)によるめまいは、時として命にかかわることがあり、また、脳腫瘍によるめまいも、診断が遅れればその後の経過に大きく影響することがあります。神経内科疾患によるめまい(難しい神経の病気)が隠れていることもあります。
しかし、めまいのみを症状として病院を受診される患者さんの原因を調べたとき、脳が原因である場合は、わずかに3%程度といわれています。ほとんどの場合、内耳といわれる耳の内側に原因があります。
耳は左右遠く離れたところにあるため、内耳も離れたところにあります。その両方の内耳が一度に悪くなることはあまりないため、どちらか片方がおかしくなることがほとんどです。


内耳には体の平衡感覚をつかさどる三半規管と、聞こえの神経のセンサーである蝸牛があります。
この2つは数mmしか離れていないため、内耳が悪くなると三半規管の異常から来るめまいの症状と、聞こえが悪くなる難聴がセットで来る場合が多くあります。
難聴は、聴力全体が悪くなる場合と、低音域など一部が悪くなる場合があります。
聴力を調べることでも、どちらの内耳が悪くなっているかがわかります。
耳鼻咽喉科では、三半規管の働きの検査と、聴力の検査を行います。それで、どちらの内耳が悪くなっているかを調べます。
めまいの中で一番頻度が多いのは、良性発作性頭位めまい症という病気なのですが、これは難聴が起きません。しかし三半規管の検査をすれば、割合簡単にわかります。有名なメニエル病も、外来での検査で多くがわかります。
めまいの診断には耳鼻咽喉科の検査が欠かせません。
ぜひ、早い時期に耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。


良性発作性位めまい症

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