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よくあるQ&A
アレルギ-性鼻炎とはどんな病気ですか。
人の鼻では、侵入してきた特定の物質(抗原)を自分以外の物質(異物)と判断すると、それを無害化しようとする反応(抗原抗体反応)がおこります。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てくる病気をアレルギ-性鼻炎と言います。
アレルギ-性鼻炎と花粉症は違うのですか。
花粉症もアレルギ-性鼻炎のひとつで、草花の花粉が原因です。アレルギ-性鼻炎は決まった季節だけに鼻の症状がおきる季節性アレルギ-性鼻炎と、一年を通じておきる通年性アレルギ-性鼻炎に分けられ、花粉症は季節性アレルギ-性鼻炎の代表的な病気です。ただし、花粉症では鼻炎の他にも、結膜炎や咽頭炎など鼻以外のアレルギ-性炎症もおこります。
アレルギ-性鼻炎は遺伝しますか。
親のアレルギ-体質は子どもに受けつがれることが多いようです。両親や兄弟にアレルギ-があると、アレルギ-性鼻炎がおこりやすいといえるでしょう。ただし、アレルギ-性鼻炎の症状が出る時期(発症時期)や、アレルギ-を引き起こす原因物質には個人差があります。また、すべてが遺伝によって決まるわけではなく、さまざまな生活環境も影響します。
アレルギ-性鼻炎の診断や検査はどのようにするのですか。
まず、鼻の中の状態を観察することからはじめます。アレルギ-性鼻炎の疑いがあれば、鼻水の中の細胞(好酸球)を調べたり、血液中のIgE抗体(抗原抗体反応に深く関わる物質)の値を測ります。アレルギ-の原因物質を探る検査(抗原検査またはアレルゲン検査)としては、1)皮膚試験、2)鼻粘膜誘発試験、3)特異的IgE抗体検査などがあります。これらの検査結果を総合して、アレルギ-性鼻炎を診断します。
アレルギ-性鼻炎は治るのでしょうか。
この病気は根本的には体質にかかわっていますので、「治る」という言い方は適当ではないかもしれません。しかし、治療や日常生活での注意(抗原との接触を絶つことなど)により症状を軽くしたり、出にくくすることはできます。その治療としては、抗原をごく少量注射することから始め、次第に量を増やして、からだの免疫力を高める治療法(減感作療法)があります。抗原がハウスダストの場合は70-80%、花粉症では30-60%の有効率ですが、数年間、治療を続けることが必要です。
いびきはなぜかくのですか。
おきている人はいびきをかきませんが、呼吸の通り道になにか問題があると、眠ってからだの緊張が緩んだときに、呼吸で粘膜などが異常な振動をおこしていびきをかきます。アレルギー性鼻炎で鼻がつまって口からしか呼吸ができないときや、扁桃やアデノイドが大きいために空気の通り道が狭くなっているときにはいびきをかきやすくなります。
睡眠時無呼吸症候群とはどのような症状をおこす病気ですか。
睡眠中に短時間呼吸が止まる、無呼吸の状態をくり返す病気です。眠りが浅く、いびきを伴うことが多く、無呼吸のときには血液中の酸素が少なくなるため、身体にさまざまな悪影響をおよぼします。十分な睡眠がとれないために、長い時間眠っているはずなのに、朝起きにくい、昼間の強い眠け、集中力の低下などの症状がでます。
睡眠時無呼吸症候群を診断するにはどうするのですか。
まず、鼻とのどの診察をして、空気の通り道に狭いところがあるかどうかを調べます。子どもの睡眠時無呼吸は、アデノイド増殖症や扁桃肥大が原因のことが多いです。 一番重要な検査は、夜間睡眠検査という、眠っている間の呼吸の状態や血液中の酸素の状態を調べるための検査です。これで睡眠時無呼吸症候群かどうかを診断します。もし睡眠時無呼吸症候群だったら、その重症度を確認し、それにより治療法を決定します。
睡眠時無呼吸症候群の治療はどうするのですか。
軽症で鼻に原因があると考えられるときには、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の治療をします。ある程度重症で、アデノイド増殖症や扁桃肥大が原因と考えられるときには手術が必要になります。手術では、アデノイド切除術、口蓋扁桃摘出術などが行われます。



