ナゴブロ【3月3日の世界に】

なごや耳鼻咽喉科

なごや耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科 アレルギー科
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[掲載日:2022/05/23]

FIRE!

当院は開院以来16年を過ぎました。昨年の5月は開院15周年だったのですが、残念ながらコロナウィルスでセレモニーは出来ませんでした。

当院のスタッフの方々は、割と長くお勤めしていただいています。今のスタッフの方々の平均勤務年数は10年近くになります。地域医療を勤しんでいる自分としては、長く同じ顔ぶれというのは、患者さんに対する安心感につながるので本当にありがたい話です。
しかし当然卒業される方もいて、この度非常勤の看護師さんがお辞めになる事になりました。

Yさんは60代のベテランの看護師さんです。
2人のお子さんを立派に育てあげ、笑顔が魅力のアクティブシングルのYさん。彼女が卒業する理由は、山梨県への移住でした。

お休みごとに山梨へ遊びに行って、いつもおいしいお土産を買ってきてくれたYさん。そしてお友達も多数いると言う、山梨県のリゾート地への転居する事になったのです。
きっかけはなんとドイツ。

彼女は20数年前ご主人の赴任に伴って家族でドイツで生活をされていました。その時の日本人コミュニティーのお友達が山梨県清里に数家族が移住をしているそうです。
その中で仲良しのお友達に誘われて何度も訪れているうちに、すっかり清里の生活が気にいってしまったようです。
現在、お一人で自由に生活が可能になったYさんは、ついに移住を決断されました。
それはいろんな意味で私にとって衝撃でした。

以前から、Uターン・Iターンという、地方で生活する生き方があります。バブル後の日本の生き方の選択肢として魅力あるものです。

今、若い人たちの中ではFIREと言う言葉が話題になっています。経済的独立を前提に、人生の後半を好きな場所で自由に暮らすと言う生き方です。それは憧れの生活であり、正直に言って、とても羨ましい!・・僕にそこに行く勇気はありませんが笑。

また、遊牧民的生活も新しいライフスタイルでしょう。日本ではノートPC片手に街角のカフェや地方の古民家で仕事するイメージ。アメリカでは、キャンピングカーで地方を移動しながら短期作業を行う中高年かな。昨年のアカデミー賞作品賞を受賞したクロエ監督の「ノマド」は現代の流浪の民の物語です。この物語が人々の共感を得られたのは、長く固定した生活、安定していますが悪く言えば閉塞感のある生活から、非日常へ脱出行動に対しての漠然とした憧れがあるのでしょう。
そして近いベクトルとして地方への移住があるように思います。

netやマスコミの情報だけでなく、実際に僕の友人でも地方へ移っていった人がいます。
僕の3人の知り合いはYさんを含め、全員が素敵な女性です。
女性の方が思い切りがいいというか、根性があります。そしてこの魅力的な女性達が、新しい街で素敵な生活を送っているのは当然なのでしょう。

僕の拙い夢は、いつの日かキャンピングカーでのんびりと日本一周することです。その時に日本のあちこちで夢をかなえて魅力的な生活をしている友人たちを、お土産を持って訪ねていければと思っています。


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