ナゴブロ【コロナウィルスと世界】

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[掲載日:2020/06/30]

コロナウィルスと世界

コロナウィルスによって世界の成り立ちが変わってきています。
私が個人的に感じている世界のルールはこんな感じです。

和製英語とも言われるグローバルスタンダードという言葉とともに、世界の価値観が変わってきたのは20世紀の終わり頃からでしょうか。
ビジネス用語だったこの言葉が私達の生活の価値観を変え、効率主義・拝金主義が世界の正義になりました。
20世紀の終盤、東西冷戦はソヴィエト連邦の崩壊とともに終わりを告げ、アメリカ1強の時代が始まりました。そしてその中身はアメリカ・スタンダード=グローバル・スタンダードというルールであり、マネーパワーで世界は再構築されてきました。
生物としての人類の根底を支える第一次産業を遥かに凌駕する、現在の金融・通信のビジネススケール。その部分のルール(=世の中のルール)の基礎が、アメリカのビジネスを基準にしたものだとグローバルスタンダードは宣言していると思います。

アメリカ1強の世界に挑戦した動きもありました。
アルカイダやイスラム国を筆頭にした、イスラム過激派。イスラム教vsキリスト教宗教対立の構図の裏に、反米経済帝国主義の意識があったと言えるでしょう。許されるはずもないテロや非人道行動で、アルカイダやイスラム国は悪のレッテルの名の下、世界の構成組織から消えていきました。

そして、中国。
新冷戦のアメリカの相手として、人口14億人を数える歴史的文明国が立ち上がりました。70年以上も世界支配ゲームの王者だったアメリカに、今まさに戦いを挑む経済的新興国・中国。
王者に対し荒ぶる挑戦者が選んだのは、白人アングロサクソン文化のルールに従わない作戦でしょうか。脅威のマンパワーと怪しいマネーと電能力を背景に、第三世界の国々を懐柔。そして強固で剥き出しの覇権主義。
なんだかネオ三国志ゲームの宣伝文の様な世界情勢です。
これからの20年は、米中の争いが世界を動かすエンジンになることでしょう。
恐怖のシナリオですが、その物語は戦争という悲劇を伴い早期に決着するかもしれません。日本は日米同盟に国運を託していますが、世界史がどう動くのか、リーダー達の行動を見守るばかりです。

そんな中、コロナウィルスの感染拡大です。その発火点が中国・武漢という映画の様な展開に関しては、もうコメントのしようがありません。
この半年で世界が大きく変わったことは周知の通りです。大量輸送・大量消費で世界が近く密接になったこの50年間。その根底である人々の国境を超えた往来が途絶えました。
グローバルは通信・金融の分野に特化され、リアルな交流・人の行き来・実際のお金のやり取りが激減しました。そんな中、アメリカ・日本でも株価が上がるという、実体経済を伴わないバブルな金融社会。肌寒さを感じる日々です。

そして気持ちの変化。
人との交流、店舗や公共交通機関の利用時の準備が厳しい世相になりました。net社会の現代、匿名の非難の声が自粛警察となり、世の中を生きにくくしています。意味のない非難に対し、過剰に反応する企業や人々に悲しくなることが増えました。
飲食業や接客業や、音楽・演劇業界、そして医療業界も受けている大きな打撃。
もちろん医療者として、医学的事実を基に行うべき予防や行動規範をお伝えし実践しています。その中で排他的・差別的思考をなくすように心がけていきたいと思っています。

このブログは世相を断じるものではありません。
個人的な備忘録として、若い人たちへの提言としてのブログでした。

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